入学式

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「やっぱりハヤトだ!マジでかっこいい。どのクラスなんだろう」 「友達になりたいなぁ」 「同じクラスだったらいいな」 いろいろ聞こえますが颯人は自分のことだとわかっていません。 「1-3…教室はここか」 颯人は教室に入った。 「きゃ~!やったー。同じクラスだわ」 「1年幸せになれる」 「死んでもいい」←; 俺の席はあそこか。 周りを気にしない颯人。 マイペースです。 「よっ!お前、人気者だな」 「え?そうなの?初めて知った」 この天然さでクラスのほとんどの女子が鼻血出したとか… 「ま、いいや。俺は拓郎。芝田 拓郎。よろしくな」 「俺は颯人。知っているかもだけど、『Deir』のハヤトだ」 「やっぱりな、さっきから女子がキャーキャー言ってたから…原因は颯人か」 「…俺、全然かっこよくないし、儷たちみたいにかっこよくないし」 気づいてないんだ…自分が一番人気だって…。 ますますファンが増える1日でした。
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