プロローグ 朝
3/4
読書設定
目次
前へ
/
738ページ
次へ
彼女は生まれつき足が不自由で杖がないと歩けない。 母親が早くに亡くなったので、僕が彼女の面倒を見る役目だが、気がつくといつのまにか逆の立場になっている。 小百合は自立心が強いつもりだが、どこか抜けているとこがあり、まだまだ僕を頼ることも多い。 「お父さん、今日締め切りでしょ」 「ああ、夜中やっと終わったよ。おかげで寝不足さ」 僕は食後のたばこを吸いながらそう答える。
/
738ページ
最初のコメントを投稿しよう!
107人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
24(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!