~始まり~

3/14
前へ
/19ページ
次へ
これで兄がいたらどんなにイイコトだろう。 私はそう思った。 私の兄は、私が五歳の時に出て行ったらしい。 歳の離れた兄だったから、幼い私が、誰よりも可愛かったらしい。 いつも、この河川敷に私を連れてっては、遊んでいたらしい。 私は、小さかったので、覚えてない。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加