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「シールドおっけい!よっしゃ行くぞ!」
カズキは履いていたシューズのカカトにある小さなボタンを押した。
途端、カカト部分に小さな羽が生え走るスピードを大幅に早くした。
広い家を走り抜けるカズキ。
走り抜ける途中に家のあらゆる所に設置されたボタンのような物をポンポンと慣れた手付きで押していく。
ひととおりボタンを押し終わると、ある綺麗な和室の床がゆっくりと開き地下へと続く階段が現れた。
カズキは優れたシューズで階段を掛け降りる。
もの凄い勢いで走る為に前からの風圧は凄いが、それは先ほどマトったシールドがカズキを守っているから、カズキ自身、風圧なんて無いに等しい。
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