プロローグ

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「ほら、これで鼻押さえてろ。」 そう言って千景にティッシュを手渡したのは千景の彼氏の如月 優翔(きさらぎ ゆうと)である。 「あ、ありがとう。」 「それじゃ、教室に行くか。」 隼斗の言葉で教室へと向かった千景達。 「うん、見覚えのある面子と知らない面子が居る。」 これから新しいクラスで1年を過ごしていく。 泣き笑い、時に怒ったり喧嘩したり色んな事があった2年の頃。 1年と言う短い時間を優翔達と過ごせる。 それは、千景にとって凄く喜ばしい事だった。
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