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「和幸ぃ~お前優那ちゃんとは付き合わないのかぁ?」ユウトがふざけて言った。
俺は別に優那のことをそういう風に見たことはないしかわいいがかわいいなって思ったこともない。
「別あいつはただの幼なじみだよ。」
「和幸なぁ~わかるかぁ?優那ちゃん狙ってるヤローはたくさんいんだぞ?負けて良いのかよ?」
ユウトが横目でチラチラ見ながら言ってくる。
「あのさぁ~別優那が誰と付き合おうが俺には関係ないのぉ~わかる?」
俺はユウトにそう言った。
「まぁ和幸はお子ちゃまで恋愛とかしてるとこ見たことねぇもんなぁ~。つまんねぇ~男だなぁ~。」
「うっせぇよ、ばぁ~か。」
とまぁこんな会話のキャッチボールをしていたら始業式の時間になった。
「和幸遅い!」
優那の声が届いた。
「うっせ。」
俺はそう言うしかなかった。
始業式でみんな集まってるからか男子の視線がやたらあつい。
優那と仲良く話してるからか?まぁ、いっか。
校長の話が始まった。
「えぇ~一年生が入学してくるからにあたり諸君らは先輩としてはずかしくないように…」
長い。俺は逃げ出したくなった。
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