第一章

4/35

776人が本棚に入れています
本棚に追加
/203ページ
とまぁ~とろとろと校長が話、話が終わった。 春休み中の表彰、もう中一の時から何度見たことか。 「ユウトぉ~だるくねぇ?トイレとか適当に言って逃げねぇ?」 俺が言うと横から優那の張り手が飛んできた。 「和幸ぃ、逃げたらおばさんに言っちゃうよ?」 隣のクラスの優那の並んでる位置がうまいぐわいに隣だった。 「わぁ~ったよぉ。聞いてりゃ良いんだろぉ?」 俺はそう言って静かに話を聞いていた。 始業式が終わりひとまず教室へ。 「えぇ今回からみんなの担任になるぅ…」 長い。 今日は始業式だけだろ? 早く帰ってグータラしてぇょぉ。 まぁ俺の気持ちだ。 「えぇもうすぐに修学旅行があるからみんな準備はしっかりしとくんだぞぉ?とまぁひとまず今日はこんなもんだな。はいでは起立!」 ひとまず終わった。 「和幸とまた同じクラスだな?うれしいぜ?」 笑いながらユウトは俺に言った。 「まぁとりあえず俺は帰るぞ?ユウトはどうすんだよ?」 「まぁ待て!一年生が来るんだからもうちょい学校いようぜょぉ?ダメ?」 「別良いけどさ、お前よく毎年あきねぇな。」 「かわいい後輩が気にならないのか?」
/203ページ

最初のコメントを投稿しよう!

776人が本棚に入れています
本棚に追加