第一章

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後輩が気にならないと言ったらそれは嘘になる。 「わぁ~ったわぁ~った。でも俺ら別部活とかやってねぇんだから後輩そんな関係ねぇだろ?」 俺はユウトに言った。 「バカだなぁ。和幸は。あのなぁ~最初から俺らの印象をつけとけば、あっ!あの先輩かっこいい!とかなるかもしんねぇだろ?だからだよ」 はいはい。バカの相手は疲れるわ。俺はつぶやいた。 突然、携帯のバイブがなった。 『もう帰っちゃった?まだなら一緒に帰ろうよぉ?😜👊』 優那からのメールだ。 俺は。『バカの相手せないけんから先帰っといてくれ💦💦💦毎年恒例のユウトくんの後輩見物をしてから帰るからよ😒💢悪いなm(__)m』 と返信をうって、体育館の方へとむかった。 「おい!あの子!かわいくね!?和幸も見てみろよ!」 ユウトが興奮してる。 「一通り見たら帰んぞ?」 ユウトが「わかってますよ兄貴ぃ~☆」 とまぁ入学式が始まれば先生が集まってくるからその前に逃げるように帰ったのだった。 「和幸ぃ~、じゃなぁ~!」 「おうよ!明日も学校でなぁ!」 そうお互い挨拶をかわして帰ったのだった。
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