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ビルとゆう高い壁 電線の網 社会とゆう檻 それらに閉じ込められて 人は生きてる 流す涙は コンクリートに溶けてって 青い蒼い空は 手を伸ばしても届かなくて 投げ出した足は 小さな命さえ奪えてしまって でも 何にも邪魔されず見れた あの茜空は 心が揺れるほど 綺麗だった この世の中は 無情にも美しい 檻の中だからこそ 『見えるモノ』がある
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