2週間後

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朋也「ハァッ…ハァッ…スミマセン…遅れ…ました💦」 芳野「謝罪は後だ、急いで車に乗れ❗」 朋也「スミマセンでした」 芳野「汐ちゃんが可愛くて仕方がないのは解るが、仕事を疎かにしてもらっちゃ困るな…」 朋也「スミマセン…」 芳野「そういえば岡崎、お前、俺のドライバー知らないか[?]この間から見当たらなくてな…」 朋也「ドライバーですか[?]」(まさか…) …ガサゴソ… 自分の道具箱を漁る朋也。 朋也「マジかよ…」 芳野「どうかしたのか[?]」 朋也「あっいや、別に…」 急いでドライバーを隠そうとするが… 芳野「ん[?]」 チラッ 芳野「おい❗岡崎、そのドライバーどこで見付けた❗[?]」 朋也「え…えと…その…さっきこの助手席の下の方で💦」 芳野「そうか、そんなところに…しかし良かった、コレがないとどうも作業がはかどらなくてな」 朋也「はぁ…(何故あれを俺が持っているんだ[?]確かに芳野さんと交換した覚えはあるが、アレは何というか、現実ではないと思っていたんだが…)」 芳野「何をひとりでブツブツ言って…」 朋也「芳野さん、あのドライバーがない間って、どうしていたんですか[?]」 芳野「普通に会社支給のやつを使っていたが[?]」 朋也「ですよね…」 芳野「おかしな事を訊くやつだ…」 朋也「スミマセン…」 芳野「そうだ、おかしな事と言えば、その会社支給のやつを貰いに行った覚えがないんだよ…」 朋也「えっ💦でも、アレなら芳野さんも同じヤツを持ってたんじゃないですか[?]」 芳野「それがもう使い物にならなくなったから自分用のを買ったんだ。それに…」 朋也「それに[?]」 芳野「そのドライバー、ほぼ消えかけてはいるが『岡崎』と読めなくもない字が書いてあってな」 朋也「❗❗…はは…まさか 💦」 芳野「まあ、昔使っていたやつの名前だとは思うが……おっと、ここだ。今日からまた張り切って仕事しろよ、家族の為にもな」 朋也「ハイッ❗」 …はっ、ヤベェ、そういえば俺ドライバーねえじゃん💦 朋也「芳野さん、そのドライバー俺にくれませんか[?]」 芳野「コレか[?]そうだな、俺が持ってても仕方ないし。それに、岡崎と書かれていたかもしれないドライバーだ。何かの縁かもしれん。スペアがあっても問題ないだろう。ほら」 朋也「有り難うございます…(危ない危ない、道具をなくしたと思われちゃアレだし、説明しても信じて貰えないだろうし…)」 芳野「何か言ったか[?]」 朋也「いえ、何も💦さて、仕事仕事っ💦」
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