一本の電話

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電話に出ると 『あ、西岡ですけど、あきサンいますか?』 そう言ってきた。 『あ~西岡~?どした?』 と答える私。 西岡とは、私の一つ年下の後輩の男の子で、私の友達と付き合っていた。 当時はよく恋愛相談を受けていて、悩みなんかもよく聞いていたけどいつもは学校で話すのに、電話をかけてくるなんて珍しいなぁ。なんて思っていた。
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