第八章~気付いた想い~

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羞「初めて会った時からずっと…直樹しか見れなくなったんだよ」 恥「…剛にぃ…」 優しく包むように頬を撫でられて、体が硬直したのが判った。 心「ノックが誰かといるだけでスゲームカついてさ…」 恥「…雄ちゃん…」 コテンと肩にもたれて話す雄ちゃん。二人の言葉に少しずつ心のモヤモヤが溶けていった。と同時に涙が溢れた。 二人『ノック(直樹)は、俺達の事好き?』 恥「…はい…ずっと…ずっと大好きです//」 とめどなく流れる涙を拭うのも忘れて、大好きな笑顔を向けてくれる二人に僕の想いのたけをぶつけた。 その日僕達は、僕の家で一夜を過ごしました。 ―次の日― 心「剛にぃ!剛にぃ!」 羞「どうした、雄輔?」 心「ノックが拐われた!」 羞「なにぃ!」 僕はここにくる途中、何者かに拐われてしまったのです! END
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