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あれから数分して、トイレから出た僕を待ってたのは…
三人「野久保っち!」
恥「∑うわっ!」
少し前まで話していたPaboだった。突然呼ばれ逃がさないと言わんばかりに抱き着かれたものだから危うく倒れる所だった。
恥「あの…何か?」
苦笑混じりに言うと、睨むように見てきた。
緑「野久保っち、やっぱり私達野久保っちの恋を応援するよ!」
恥「は?」
黄「あんなに悲しそうに笑われたら誰だって応援したくなるよ!」
恥「あの…」
桃「それに、剛パパと雄輔に心配されて何で真っ赤になりながら出てったの?それってまだ好きって事でしょ!」
恥「ちょ…」
三人「つべこべ言わずに素直になれ!」
恥「…;」
三人の止まらない総攻撃にタジタジながらも頭をかいて軽く笑った。
恥「気持ちだけ…」
三人「んっ?」
気持ちだけ受け取ると言うつもりが、三人の威圧に負けて小さくため息をついた。
恥「判った。素直になる…僕は二人が本気で大好きです//」
桃「うん、それでよし♪」
恥(女って怖い;)
素直に言葉を告げると満足そうに笑った三人。もう、逃げられないと悟った瞬間だった。
第四章END
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