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アレから数分して、先に楽屋に戻った僕は暫く椅子に座ってぼーっとしていた。これがあの事件を招くなんて僕はこれっぽっちも思ってなかった…。
恥「はぁ…何でこんなかっこうしちゃったんだろ…」
さっきの出来事を思い出しながら服を着替えようと立ち上がると、コンコンとノックの音が聞こえた。
恥「はーい」
藤「よぉ」
恥「ふじもんさん」
扉を開けるとふじもんさんがいた。どこか申し訳無さげな顔をしていた。
恥「どうしました?」
藤「いや…あの…」
恥「取り敢えず、入ります?」
藤「おお、悪いな」
取り敢えずと中に招き入れて、近くの椅子に座ってもらった。
恥「あ、先に着替えるので待ってて下さい。」
藤「お、おお…」
カーテンを閉めて着替えを始める。
藤「なぁ、野久保…」
恥「はい、何で…っていつの間にいたんですか?」
声を掛けられ後ろを振り向くと直ぐ目の前にふじもんさんがいた。すると、腕を掴まれロッカーに押し付けられた。
恥「っ、ふじもん…さ…っ」
藤「好きや!好きやねん!」
僕の返事も聞かず、突然服を引き裂かれた。
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