第七章~君の心は誰のモノ?~

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アレから数分して、先に楽屋に戻った僕は暫く椅子に座ってぼーっとしていた。これがあの事件を招くなんて僕はこれっぽっちも思ってなかった…。 恥「はぁ…何でこんなかっこうしちゃったんだろ…」 さっきの出来事を思い出しながら服を着替えようと立ち上がると、コンコンとノックの音が聞こえた。 恥「はーい」 藤「よぉ」 恥「ふじもんさん」 扉を開けるとふじもんさんがいた。どこか申し訳無さげな顔をしていた。 恥「どうしました?」 藤「いや…あの…」 恥「取り敢えず、入ります?」 藤「おお、悪いな」 取り敢えずと中に招き入れて、近くの椅子に座ってもらった。 恥「あ、先に着替えるので待ってて下さい。」 藤「お、おお…」 カーテンを閉めて着替えを始める。 藤「なぁ、野久保…」 恥「はい、何で…っていつの間にいたんですか?」 声を掛けられ後ろを振り向くと直ぐ目の前にふじもんさんがいた。すると、腕を掴まれロッカーに押し付けられた。 恥「っ、ふじもん…さ…っ」 藤「好きや!好きやねん!」 僕の返事も聞かず、突然服を引き裂かれた。
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