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そう呟くように言うと、突然“バシンッ”と頬を叩かれた。
桃「迷惑なら助けにいかないし!泣いたりなんかしない!二人の気持ち、知りもしないで勝手な事言うな!」
そう怒鳴るとガシッと腕を掴まれた。
桃「行くよ、ノッキー!」
恥「へ?あ、ちょっ!」
そのまま引きずられるように連れていかれた。後ろから『頑張れよ~』と応援する大将の声が聞こえた。
緑「到着!」
黄「はい、中に入って!」
恥「ええっ!?」
羞恥心の楽屋前。走ったせいで息も上がり少し休憩していると、有無を言わさず中に入れられた。そこには、剛にぃと雄ちゃんだけがいた。
桃「じゃ、後は若い者に任せて♪」
恥「え?ちょっと!」
僕が止める前に帰ってしまった三人。おずおずと振り返ると、此方をずっと見つめてる二人。居たたまれなくて出ようと扉の取っ手を掴む。
心「ノック!逃げないで…」
羞「俺達の話し聞いて…」
恥「あ…の…//」
出て行こうとした僕に抱き着いてきた二人。耳元で囁くように言われて身動きが取れなかった。
心「俺達ね…ノックが大好きなんだ…」
恥「へ?//」
突然の告白に驚いて二人を見る。そこには真剣な眼差しの二人がいた。
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