第九章~消えぬ恐怖~

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緑「つるぱぱと雄輔が助けてくれたんだよ」 恥「剛にぃと…雄ちゃんが…?」 二人の名前を聞いて、ビシッと体が固まった。多分…見られたから。 桃「うちらより、二人がノッキーを心配してたんだよ?」 黄「ずっと寝ないで野久保っちの傍にいたんだよ?」 僕の気持ちを悟ったように言う二人。ふと、手元を見ると、僕の手を握りしめ眠りについてる二人。本当に心配してたのか目の下にはクマが出来ていた。 恥「…起きたら…お礼言わなきゃ…」 そう呟いた僕に、Paboの三人は安心したように頷いた。 緑「とにかく、今はゆっくり休んで?」 そう言われて、ゆっくり頷き、二人の手の温もりを感じながら眠りについた。 END
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