最終章~温もりを感じて~

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羞「雄輔、そろそろ止めようか?」 暫く続けていると、剛にぃの怒ったような声が聞こえた。 心「えー!」 羞「直ちゃんから指輪貰えなくて良いの?」 心「ヤダ!」 剛にぃの言葉にブーイングをする雄ちゃん。すかさず言われた剛にぃの言葉に慌てて首を振ると、僕を解放してくれた。 緑「はい、次はのっくんから指輪をあげてね♪」 恥「あ、うん…」 僕が二人から離れたのを見ると直ぐにまいちゃんが来て、青色の宝石の指輪を渡してきた。 恥「わぁ、綺麗♪」 緑「ほら、指輪あげて」 恥「うん♪」 まいちゃんに言われるまま二人の前に立つと、先に剛にぃの手を取り指輪を填めた。 羞「有り難う直樹♪」 恥「はい♪次は雄ちゃんですよ♪」 心「待ってました!」 そう言って手を差し出した雄ちゃんの指に指輪を填めた。 緑「コレで結婚式は終わり♪」 恥「もう?案外早かったね」 桃「次は披露宴だけどね♪」 恥「披露宴?」 二人の言葉にキョトンとしていると、どこからともなくテーブルと料理が運ばれてきた。 島「ここで皆と披露宴や!遠慮せんとたらふく食べや!」 紳助さんの掛け声と同時に食いついた。
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