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僕には大好きな人がいる。
でも、僕の一方的な片想い。
大好きだけど大好きになっちゃいけない。
だって…。
恥「雄ちゃん、剛にー♪」
心「おわっ、どうしたんだよノック?」
羞「本当甘えん坊だよなぁ、直樹は♪」
突然抱き着いた僕に驚いた雄ちゃんと剛にーは、アハハと笑いながらガシガシと頭を撫でてくれた。こう言う風に撫でられるのは凄く好き。でも、胸が凄く苦しい…。
心「ノック?」
抱き着いたまま話さない僕に顔を覗いてきた。慌てた僕は直ぐに離れてにっこり笑う。
恥「よーし、充電完了♪今日の収録も頑張っちゃうよ♪じゃ、先に行くねー!」
羞「え、あ、直樹!」
剛にーの言葉を聞こえない振りで乗り切り部屋を出てトイレの個室に入り声を押し殺しながら泣いた。
恥「ひっく…う~;」
言えないよね…本当は二人とも大好きでずっと傍にいたいなんて…でも、雄ちゃんと剛にぃの傍にいたら胸が痛くて辛いんだよ…でも、傍にいたい…いちゃ…駄目かな?
序章END
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