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ヘキサゴン収録後、僕はPaboの楽屋にきている。剛にぃ達に呼ばれたと思ったら、突然誰かに腕を引かれ、今に至る。それがPaboだと知ったのは、楽屋に到着してからだ。
恥「それで…何か?」
キョトンと首をかしげながら聞くと、メンバーの一人、まいちゃんが目の前にきた。
緑「野久保っち、私聞いたの!野久保っちがトイレで泣きながら呟いてた言葉」
恥「ええっ!いや、あれは//」
まいちゃんの突然の言葉に驚きを隠せずあたふたしていると、やっぱりと言うように三人顔を見合わせた。
緑「大丈夫だよ野久保っち!」
黄「その恋、あたし達が実らせてあげるから」
恥「いや、実らせるって…;」
二人の言葉に苦笑を漏らすと、ガシッと手を握られた。
桃「恋はね、男とか女とか年とか関係無いの!好きの気持ちだけで良いの!」
かなりの熱弁で言われた言葉に少しドキッとした。確かに恋は気持ちだけで良いのかもしれない。でも…
恥「ごめん…」
緑「野久保っち?」
恥「僕は…今のままで良いよ…気持ちだけ受け取っておくよ…」
三人「…」
そう、僕はもう決めたんだ。二人を兄と慕う今の関係さえ崩れなければ…と
第二章END
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