み串め…

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  「そんな事ないよぉ?だって、ねこちゃんが紀和くんの事を好きなの…      ここにいる、みんなが知ってる事だもん?…ねぇ?みんな?」      そう言ってその女性は、他の席に座っている人たちに顔を向ける。      すると、他の人たちも、それぞれのタイミングでうなずいた。      …って、そう、だったのか?知らぬは俺一人…だったって事なのか?     「まぁ…紀和くんが、寝子ちゃんの事をどう思っているかは知らないけどさ?      寝子ちゃんは、紀和くんの事、好きだよ♪うんうん。      私もたまに、寝子ちゃんから相談を受けてたし♪」    …そう、だったのか…。    
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