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「それはぁ♪これから紀和くんから、重大発表があるらしいのでぇ…
その瞬間を、目に焼き付けようかと思いましてぇ♪」
…俺は、そんなに重大な事を言わされるのか？
そして、俺の目の前に来たあたし寝子が、何かを察した様に頬を赤くして、俺を上目遣いで見つめてくる。
（…って言っても、俺の方が背が高いから、自然と、そうなるんだけど、な？）
「お、おはよう。紀和…」
「あ、ああ…おはよう。…寝子」
俺たちの、何故かお互いに頬を赤くしたままの挨拶に、周囲の人も何故か、うなずきながら見守っている。
…何だか、照れるなぁ…？
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