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明らかにいつものリアクショ
ンと違う。とりあえず2人は
侑士がキレなかった事にホッ
と胸を撫で降ろすのだった。
…が。
「がーくーとー…」
「げげっ、侑士、やっぱ怒っ
てる!?」
「当たり前やボケ!ほれ、お
仕置きや。一発くらっとけ」
「ドンマイやな岳人…υ」
岳人は侑士に捕まってしまっ
た。岳人は心底恐ろしそうに
している。
「岳人…目ェ閉じとき?」
「ひぇぇぇ…っ!!」
────ピシッ
「ほれ、お仕置き終了。」
「………………?」
「…で」
「「 デ コ ピ ン !? 」」
まさかの行動に岳人と謙也が
目を丸くしていると、侑士は
ケラケラと笑った。
「…フ、なんやねん二人共…
ビビり過ぎやろ!ホンマおも
ろいわ」
「なんや侑士…めっちゃ生き
生きしとんなぁ、」
そう言って謙也は苦笑する。
「なんか侑士が朝から機嫌イ
イとか気ッ持ち悪ーっ」
すると侑士はやんわり笑って
言った。
「俺、楽しみやったからな…
今日が来るの。」
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