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ゲイスが振り返るとそこには、長い赤髪でクリッとした大きな目のとても可愛い少女が立っていた。
「いや、ここは初めてくるので学園長がどこにいるのがわからなくてな」
と、少し困った顔をして少女を見る。
???(はうッ//カッコよすぎですぅ///)「学園長室なら案内しましょうか?//」
少女は、ゲイスのあまりのカッコよさに顔を赤くし俯く。
「? まぁ、いい。
それじゃあ案内頼むよ、えぇっと君の名前は?」
ゲイスは何故少女が俯いたのかわからなかったが、それより先に案内して欲しかったので気にしない事にした。
「クリスティ!クリスティ・クランベルです。クリスって呼んでください//」(いきなり名前はダメだったかなぁ)
ゲイス「わかったよ、俺の名前はゲイス・ソルティアよろしくクリス」
何も気にせず名前で呼ぶゲイスにクリスは心の中でガッツポーズしたのは秘密である。
†
今、ゲイスはクリスと一緒に異常に大きい廊下をあるいている。
「そういえばソルティアさんって何歳ですか?」
「16歳だ
あと、ソルティアさんってやめてくれないか?
ゲイスって呼んでくれ」
「ゎ、わかりました…ゲ…ゲイスさん!」
「ふむ、まだ[さん]がついているがいいか…
クリスは1年だから俺と同い年だな。」
「えぇ!?
なんでわかったんですか?」
「…ネクタイ」
ゲイスがそういうとクリスは恥ずかしそうに俯いた。
この学園は学年ごとにネクタイの色が分けられているのだ。
ちなみに、一年生は赤。
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