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「だから、俺がその全帝なんですよ」
「え?えぇ!?ゲイス君が全帝様で全帝様がゲイス君!?
ちょちょちょちょちょっとまままま待ってください!!!」
リリスは深呼吸をして、何とか気を落ち着かせようとする。
「じゃじゃじゃぁ、しししし証拠はありますか!?」
若干、深呼吸した意味ないんじゃないか?と思いながらもゲイスは自分のギルドカードを渡した。
銀のギルドカードにはこう書いてあった。
―――――――――――――<無限の使者>所属
ギルドランク:Z
[全帝:銀の道化者]
ゲイス・ソルティア
――――――――――――――
リリスはそれを見た瞬間卒倒した。
20分後...
「ん…うにゅ…」
リリスが奇妙な声をあげながら起き上がる。
「おい、大丈夫か?」
リリスが声がした方を見ると、隣で起きるのを待っていたゲイスがいた。
「…全帝様」ボソッ
「ん?」
「全帝様ァァァァァ!」
「うぐほぁ!!」
リリスがいきなり叫ぶとゲイスに抱きt…いや、タックルした。
リリスはゲイスの胸板に顔を埋めほお擦りしている。
リリスがまさかのキャラ崩壊である。
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