1907人が本棚に入れています
本棚に追加
30分後...
「もう大丈夫か?」
やっと正気を取り戻したリリスに話しかける。
「は、はい//もう大丈夫です//それにしても、全帝様がこんなに若いなんて…」(そしてこんなにカッコイイなんて予想外だわ///)
「まずは、その全帝様っていうのやめてくれないか?堅苦しい
それに帝になるのに歳は関係ないはずだが」
「そうですね、ゲイス君//」
「あ、今思いだしたが属性と魔力検査はどうするんだ?」
「それなら必要ありません
属性は全部使えるのでしたね
魔力は水晶が割れるのでやめておきましょう
ちなみに魔力をどれくらいまで抑えていますか?」
「1/100000だ」
「十万!?さ、さすがですね
普通の人間なら魔力が無くなって死んでますよ…」
「まぁ、そうだな
あと、属性は[雷]に絞る。
学園ではギルドランクAにしといてくれないか?」
「わかりました
あとこれを渡しておきます
寮の鍵と生徒手帳です
黒い生徒手帳は特待生の証で、学園内のものならタダで買うことができます」
リリスから手帳を貰ったゲイスは、中を開いて確認する。中には、いつ撮ったのかわからないゲイスの顔写真が貼付けられていた。
「ほぅ、便利だな
ありがとう」
「いや、お礼だなんて///」
リリスは何故か顔を赤くしクネクネしている。
「???」(いきなりどうしたんだ?まぁ、いいか)
ゲイスはよくわからないがスルーしてもいいと思いリリスに背を向け歩きだした。
途中で「あ///そんな///ダメですよぉ~/////」と聞こえたが無視した。
最初のコメントを投稿しよう!