Saic Magic Academy...

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30分後... 「もう大丈夫か?」 やっと正気を取り戻したリリスに話しかける。 「は、はい//もう大丈夫です//それにしても、全帝様がこんなに若いなんて…」(そしてこんなにカッコイイなんて予想外だわ///) 「まずは、その全帝様っていうのやめてくれないか?堅苦しい それに帝になるのに歳は関係ないはずだが」 「そうですね、ゲイス君//」 「あ、今思いだしたが属性と魔力検査はどうするんだ?」 「それなら必要ありません 属性は全部使えるのでしたね 魔力は水晶が割れるのでやめておきましょう ちなみに魔力をどれくらいまで抑えていますか?」 「1/100000だ」 「十万!?さ、さすがですね 普通の人間なら魔力が無くなって死んでますよ…」 「まぁ、そうだな あと、属性は[雷]に絞る。 学園ではギルドランクAにしといてくれないか?」 「わかりました あとこれを渡しておきます 寮の鍵と生徒手帳です 黒い生徒手帳は特待生の証で、学園内のものならタダで買うことができます」 リリスから手帳を貰ったゲイスは、中を開いて確認する。中には、いつ撮ったのかわからないゲイスの顔写真が貼付けられていた。 「ほぅ、便利だな ありがとう」 「いや、お礼だなんて///」 リリスは何故か顔を赤くしクネクネしている。 「???」(いきなりどうしたんだ?まぁ、いいか) ゲイスはよくわからないがスルーしてもいいと思いリリスに背を向け歩きだした。 途中で「あ///そんな///ダメですよぉ~/////」と聞こえたが無視した。
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