～七色の天使～どうせなら虹になりたい。

急死

『どうかしたのか？』

俺は、早く休ませて欲しくて言った。

『あのさ、お前も早く結婚した方がいいぞ。そうすれば、きっと考え変わるから。菜々美ちゃんの事も許して上げられると思うから』

俺は、その瞬間に思い出してしまった。

奈々美は、以前から良く遊びに来ていた加藤に色々と相談していたのだった。

しかも奈々美が居なくなった時も、加藤にはあらかじめ予告していた様だった。

『お前に関係無いだろう！』