頼み

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穏やかな春の日、詩織は食堂で同じ部署で働く友達の美桜とお昼ご飯を食べていた。 二人でいつものように何気ない会話をしていたが、ふと、自然に会話が途切れた。 「ねぇ、詩織?」 いつになく真面目な声で美緒が箸を置いた音がした。
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