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「私…工藤くんのこと…
だいすっ!!!」
大好きって伝えようとして、「だいす」まで言った時…
工藤くんにキスされた。
突然の出来事で私の目は見開いたまま。
炭酸水みたいにシュワシュワ~っと体が火照り、まるでソーダ水の泡に溶けたような気分…―
やっと離された唇…。
理解が出来なくて頭の中が真っ白になる。
「えっ…あの…えっ…?」
何もわかっていない私を見て、工藤くんは小さく笑う。
そして、一言。
「アンタが思うより、
俺はアンタのこと…
好きだと思うよ?」
そう言って何事もなかったかのようにまた歩き出す…―
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