炭酸少年

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  「えっ…?あの…。 工藤くんが私を…?」 やっとの思いで理解をした私。 工藤くんが私を好き…? 両想いってこと?…― 「まさかアンタに惚れると思わなかった。」 そう言って顔を赤くしながら、私の手を握る工藤くん。 「何かわかんないけど…。 アンタといると落ち着くんだよ。 こんな気持ちになったの久しぶりで…。」 そう言って私を抱きしめた。 「俺はアンタの元彼みたいにどこにも行かない。 だから…夏香も離れたりすんなよ…!」 ぶっきらぼうに下の名前を呼ぶ工藤くんが可愛くて仕方ない。 それと同時に幸せを感じて涙が止まらない。 .
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