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「…和也。」
ひょいっと顔を上げて言う工藤くん。
「かず…や…。」
「ちゃんと言って。」
「和也…。」
そう言うとぐいっと私を引き寄せた。
「俺…こう見えて嫉妬するタイプだから。」
そう言ってまたキスをした。
今度はちゃんと目を閉じた。
探し求めていた真実の愛。
始まりは最悪だった。
けど今は最高に幸せ!
「行くぞ。」
そう言って繋がれた手。
温かくて大きな手と私の小さな手が絡まる。
「工藤くん…大好き!」
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