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ライザ「その【神眼】…?は能力は何なんだい?」
レイス「少し待ってくれ………
【神眼】は名前の通り神の瞳だ。魔眼と対になるこの瞳は属性神に認められた証なんだ。無の属性神は7つの属性神の頂点に立つ者だから俺は【神眼】を与えられた…
ははっ…すげぇ…知識が溢れてきやがる…」
レイスは自分が知らなかった知識が頭の中からあふれ出てくるような感覚に少し興奮している。
ライザ「能力はわかったのかい~?」
レイス「ああ…!先ずこの瞳の名は【魔活の神眼】。
何らかの属性の魔力を眼に注ぎながら発動すれば魔法を通常の三分の二程の魔力で詠唱破棄できる
そして…ッ!?」
少し興奮した口調で話していたレイスは突然言葉を詰まらせる。
ライザ「どうしたんだい?」
レイス「いや…何でもない。能力は認められた属性神につき一つみたいだ…」
ライザ「そう、なんだ~」
レイスが何かを隠していることはわかっているが、何もできないことをわかっているライザは心中で唇を噛みしめていた。
レイス「…すまん」
ライザ「何謝ってるんだよ~♪早く他の属性神に認められるといいね~」
ライザは感情を隠すようににっこりと笑いながら言った。
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