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耕助はタオに向き合った。
「今までお世話になりました」
耕助は深々と頭を下げた。
「旅立つ時だ、古巣はいずれ腐る。
さぁ、ルールの説明の続きといこう」
タオは宝箱の近くまで移動した。
「このゲームは先に相手の宝を見つけたら勝ちだ。
まず、アシスタントに自分の宝を隠す宝箱の番号をいい、宝を預ける。
宝箱が被っていなければ私達は向こうの部屋に移動し、アシスタントが宝箱を隠すのを待つ。
次にコイントスで先攻後攻を決める。
先攻はアシスタントから鍵を受け取り、ワンターンに一度だけ好きな宝箱の鍵を開けることができる。
その間、後攻は向こうの部屋で待機しなければいけない。
宝箱を開けてハズレだったら、鍵をアシスタントに返し、先攻後攻を入れ替える。
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