ー5truck

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「にしても、妙ッスよね。 ナンバーズ自らが任務に就く。 私はねぇ、これには裏があるんじゃないかなってにらんでるんですけど、シェンシュンさんはどうですか?」 耕助は武将髭を撫でながら言う。 (確かにそうだ。 いくらSの回収だろうとナンバーズ自らが現地に向かうなんて有り得ない。 考えられる可能性としてはーー) 「考えられる可能性としてはその少女がただの少女では無い、または任務中の名誉の殉職ッスかねぇ。 いや、案外両方だったりして……」 耕助は意味深に言った。 (この男僕と考えていることと全く同じことを考えている。 伊達にナンバーズに選ばれたわけではないな) 「まぁ、私は皆さんと違ってIXを持ってるわけでもありませんし、おたくも色々と厄介な噂が漂ってるわけですし……。 お互い、生きて帰るためにキョーリョクしましょう!」
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