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連休の間
ずっと傍にきみがいた
それは当たり前の様でも
当たり前じゃなくて…
滅多にないこの時間を楽しみたい
普段は会えない二人だから
お互い仕事が忙しくて
こうして同じ空間に居る事が中々できない
でも、会えば話が弾む
そして思う
「時間よ、止まれ!」
せっかく会えた二人だから
満足の行くまで
好きにさせて…
でも
無残にも過ぎゆく時間
あぁ…
なんて残酷なんだろう
君が帰り支度をする
本当は
小さな子供みたいに
上着を掴んで
駄々をこねたい
でも
成長する度に理性が邪魔をする
嫌われたくないし
大人と思われたいから
だから出来ない
『じゃあね』
君の唇が別れの言葉を口にする
そしてドアを開け去ってゆく
重いドアがゆっくり君の姿を消し
バタンと閉まる
また二人別々の時間が始まる
📺をつける
なんかいまいち楽しくない
やっぱり一人は淋しい
早くあえないかな
そんなあたしは夢乙女
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