sec.1『最悪の出会い』

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📱161 :04/11/05 21:35:05 ID:w8ZHuVTS 彼女はどうやらこのままこの足で警察に行く気マンマンなようだ。 「このまま警察に逝ったら終了だ!!」 と思った俺は、適当な言い訳をして、今日は忙しい事にした。 で、「予定が開いたらこちらから電話しますよ」 と言って、「だから電話番号かメアドください」といわんばかりの顔をした。 📱165 :04/11/05 21:38:18 ID:w8ZHuVTS 彼女は一瞬 「それはちょっと・・・」 みたいな顔をしたが、すぐに持ち直し、 「いいですよ。コレです。」 と、身を寄せて携帯を見せて来た。もう汗ダラダラ。ムリ。ムリ。ムチャだ。 ていうか冷静でも友達なんて全然いないから登録の仕方なんて知らない。 ワタワタしながら必死に登録作業(やり方わからなかったから新規メールの本文に写しといた) を済ませ、「はい、スミマセン。」 「じゃあ、お願いしますね。」 「はい、お互いの都合がついたときに行きましょう。」 📱169 :04/11/05 21:42:27 ID:w8ZHuVTS あとは数十分、イラクの話をして帰途についた。他に話題などない。 いい加減ウンザリかと思われたが、彼女は以外にも戦争に興味を持っているようで、 それほど悪い感じでもなかった。ありがとう、香田さん。 そんで、自分の駅に着いた。もちろん彼女も一緒。 しかし、よくよく考えたらこの流れだとあの流れだ。 「途中までは一緒だと思いますけど、一緒に帰るんですか?」 と控えめに聞いてみた 170 :04/11/05 21:42:29 ID:TcZWp+zR けっきょく下心あるなら痴漢と変わらんなw 📱172 :04/11/05 21:45:15 ID:w8ZHuVTS 「ええ、大丈夫ですよ」 なんだ?大丈夫って? とか思いながら、イラクの話をしながら歩き出す。 あの道を通る。 と、ここで気付いた。たぶん、本当に俺の家があの道を通るところなのか調べるつもりなんだろう。 これが、最終試験だな。 そう思った俺は、見事にあの日をトレース。見事に自宅に到着。 見ろ。俺の自宅を。外観を。部屋は見るな。 _
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