sec.1『最悪の出会い』

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📱9 :04/11/05 19:53:33 ID:w8ZHuVTS 電話はなにやら切迫している感じだった。場所を教えているようで「早く来て!」みたいな 声が聞こえた。そんな時にも俺はのんきに「あー、ここでストーカーとかが彼女を襲いに 現れて、俺がカッコヨクやっつけたら俺も電車男みたいになれるかなー」 とか考えてた。アフォだ。今考えると恥ずかしい。 と、小雨が降ってきた。 📱12 :04/11/05 19:56:42 ID:w8ZHuVTS 彼女は小走りになった。もちろん俺も。 (書き忘れていたが、道は基本的に線路沿いのけっこう大きい道で、今までニ、三回しかカドを曲がってない) 俺は傘をもってなかったし、彼女も走り出したところをみると持ってないようだった。 と、彼女がむっさこっちを見てる。 なんかスゲー凝視してる。 つーかこっち見ながら走ってる。その時気付いたのだが、小走りだと思ったが、彼女はどうやら 全力疾走のつもりらしい。はぁはぁと息を荒げて何かから逃げるように全力疾走。 📱14 :04/11/05 19:58:39 ID:w8ZHuVTS ちょっと普通じゃない感じなので、俺も何度も後ろを振り返って、かなりのスピードで走った。 「もしかしてマジでストーカー登場!?ヤベーよ、俺彼氏とかと間違えられて殺されたり・・・」 とか考えてた。 そしたら大声で 「たすけて!!」 とか彼女が叫んだ。 📱16 :04/11/05 20:01:11 ID:w8ZHuVTS え?え? って感じ。マジで全然理解できてなかった。なんども振り向いて確認したけど、誰かが いる様子はない。「もしかして電波ちゃんなのか?」とか考えてたくらいだ。 でも正直見てしまったし、この後何か事件が起こったりしたら明らかに俺は当事者で、 後味の悪いものが残ると思い、とりあえず追いかけた。 正直、俺も怖かったし。 _
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