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📱29 :04/11/05 20:24:22 ID:w8ZHuVTS
俺は「違う」とか「勘違いなんです」とかしか言えず(自分でもよくわかってなかったし)
集団の流れに飲まれていった。
なんやかんやと言ううちに、いつのまにやら最寄の警察へ行くオレとメガネと彼女とサラリーマンのうちの一人。
30 :04/11/05 20:26:48 ID:ypbJp2Qa
おいおい大丈夫かよ
📱31 :04/11/05 20:27:02 ID:w8ZHuVTS
最初はサラリー軍団いっぱいいたのだが、なんか下っ端の香具師が押し付けられたらしい。
「状況説明するだけでいいから。」
とかリーダー格のおっちゃんに言われてた。
彼女は落ち着きと取り戻し、なにやら個別に警察に話を聞かれている。
かく言う俺もだ。
話に聞いていた通り、俺の話なんか聞いてくれなかった。
やっと落ち着いてきて、状況を思い出すように話していると、どうやらそれは
その場限りのデタラメを思いついたままに言っていると受け取られたようで、
警察は呆れ顔。「もーいいからゲロしちゃえよ」って感じ。
📱34 :04/11/05 20:30:25 ID:w8ZHuVTS
ラチが開かないから って事で、三人一同に会して話し合い。
明るい場所で見た彼女はかなりカワイイ。でも泣きはらした顔は酷いもんだ。俺のせいか。違うが。
メガネはオロオロしていたのが見違えるようになっていた。
なんでもハキハキと喋る。イケメンというほどでもなかったが、オシャレなフレームメガネが似合う好青年だった。
俺はというと、さっきと同じ事しか言えるはずがない。それが全てなんだから。
「帰って歩いてたら彼女が走り出し、尋常じゃない様子だったから声をかけたら勘違い」
という事だけ。細かく説明もしたが、大筋はコレだ。
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