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耀長(指輪)
『霧島…これ』
『え?』
『まぁ…気が向いたら…つけてくれ』
いきなり渡されたのは指輪…なんの飾りもなくシンプルな指輪…そこには文字が掘られていて『T・K』とかかれていた
『それで霧島にこっちの指輪を俺につけて欲しい』
もう一つ渡されたの指輪には『Y・H』と書かれていて
『お前な…指輪くらい自分でつけれないのか?』
『いっいいから早く』
左手の薬指をだした灰原にビックリする…俺が指輪をつけさすと手を重ねてきて
『病めるときも健やかなるときも俺は霧島といる。誓うから』
灰原はこっちを見ずに言う
意味がようやく分かる…恥ずかしい…こいつは何を考えてるんだ…だけど嬉しかった
『おい…』
『え?』
『この指輪は…お前がつけてくれなきゃ…意味ないだろ』
左手の薬指をだす。灰原は驚いた顔をして…そしてはにかんだ笑顔をみせる
『やっ病めるときも…健やかなるときも…灰原といる。誓ってやるよ』
顔をみず言えば灰原に振り向かせられてキスをされる
『誓いのキス』
『バカ』
そう言って頭をこずく…手は離さないまま俺はそっぽ向く…手をぎゅっとされたから握り返した
『愛してる』
『…俺もだ』
そういってどちらからともなく二人はキスをする
END
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