8人が本棚に入れています
本棚に追加
『もう終わりだ…お前との追いかけっこも』
ただ走るお前を追いかけるズキズキと胸が痛むのは何に対してだ?
『灰原?どこだ灰原…』
胸がズキズキと余計痛みだす。何かモヤモヤして俺は大きな声でやつをよぶ。走り出してぐさりとゆう音。ズキズキと痛む
『灰原!!』
そう叫んで落ちる瞬間…何故だかは分からないがお前の方をみた。分かってしまった。一瞬のはずなのに何時間も下につかない感覚に襲われた。
そうか…そうだったのか…
笑いながら涙を溜めているお前の亡骸をみる。そうか…お前が何時も人を嘲笑うように何か諦めたように笑うのは…本当は…泣きたかったんだな。俺に止めて欲しかったのだろうか?俺は奴を捕まえることで奴を暗闇から解放してやりたかったのだろうか?
…終わらせてみせる。お前が安らかに眠れるよう。俺も眠りたいからな。
…なぁ…灰原もう一つ気づいたことがあるんだ
お前は笑うだろうか?俺はお前が……好きだ
END
最初のコメントを投稿しよう!