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何故だろうか、最近土方に会うと胸がさわさわするし、会話をすると緊張してしまい、うまく話せない。
こんな事一度もなかったのに…。
山南の一件からだ。
それから土方を意識してしまう。
病気か何かなのだろうか?
「余計な詮索は止めとけ、良い結果に導かれん。今さっきみたいにな。」
「そうですねー。何か聞いたらげっそりしちゃいました」
「分かったらとっとと帰れ!明日は非番か?余裕だな」
「違いまーす。朝から見回りでーす。な、左之」
「押忍」
ようやく自室へ帰って行った二人を見送りながら、みつはまた一段と緊張した。
今は土方と二人っきりだ。
あの二人がいなくなったのが良いのか、悪いのか分からない。
「遅くまですまなかった。顔が青いが大丈夫かい?」
みつは返事をしようとするが、うまく声が出ない。
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