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「飛鳥、だっけか?中々に男前なこと言うじゃねぇか。兄貴と出会ってなきゃ、姐御って呼んでたぜ?」
「激しく遠慮します」
飛鳥は表面上冷静に返したが、男前という部分には若干怒りを覚えた。
──女の子に男前って……。
それと同時にそこまで自分には色香がないのかと落胆した。
飛鳥の落ち込み具合を見て、メギドが慌てる。
「お、おい、そんなに姐御が気に入らなかったのか?なら、あねさんでも──」
「メギド、少し黙る……うざい」
アッパー気味にネルビの右拳がメギドの顎を打ち上げ、さらに鳩尾に左拳をねじ込んだ。メギドはそのまま地面に倒れ、気絶した。
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