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「ごぎゅぅっ──」
メギドは両目をひん剥いて苦痛の叫びを上げるがそれは声にならない。
さらにネルビの非道は続く。痛みによる悶絶のおかげで起きないメギドにさらに次々と蹴りを放っていく。
惨劇と言っていいほどの惨状がそこに広がっていく。
「いい加減にしやがれコノヤローがアァァッ!!」
「ん……」
ガバッとメギドがいきなり立ち上がり、自身を蹴り続けていたネルビを襲いに掛かるが、ひょいと避けられてしまい、再び顔面から地面に衝突した。
「当たりやがれや!」
「痛いの……ヤ」
地面と接したままのメギドの頭を踏み付けた。
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