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「ここまでして、涼恭は私達に関わらせたくないのね」
「あいつ馬鹿だろ」
「それだけ大切にされてるってことなのかな?」
「あのどうしようもない兄さんには一回言って聞かせないとわからないみたいだね」
順に飛鳥、深矢、霞弥、叶が門を見ながら言い、メギドとネルビに視線を向ける。
「あんたらなら入り方を知ってるわよね?」
「うわ、いきなり上から来たよあの子」
「……力、示せば良い。ただ、それだけ」
ネルビはそう言ってメギドを見る。メギドは慣れからかネルビが何を言おうとしているのかわかった様子で門へと向かっていった。
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