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「男ってどうしてみんなこうなのかな。ね、飛鳥さん」
「し、知らないわよ」
とまあ、こちらもこちら。飛鳥は虚を突かれたのか若干苦しそうに咳き込んでいる。
まさに飲み込む瞬間で吹き出しそうになったのを押さえたため、飲み込むのが痛かったのだ。
「早速本題に移ろうと思うんだけど、いいかしら?」
「う~ん……オッケー」
「うむ」
「オッケーでぇーす」
──ホントに私に頼んでるのよね、この三人……特に藤堂くんは。
ギリギリ青筋がこめかみに現れない程度に怒りつつ、飛鳥はキツく三人を睨み付けた。
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