最終決戦・追

10/145
前へ
/1156ページ
次へ
『凍れ。凍れ。凍れ。常闇に眠りし絶氷よ。始まりより続きし契約の元、全てを加護する凍てつく氷河となれ【氷爆封陣】』 人ではありえぬ速度で詠唱され、巨大な氷の壁が出現。メギドの『剛断爪』を受け切った。 さらにその氷壁は砕け散り、仮面の男の背部で再び収束、結合し、新たなものを型取る。 それは蒼氷の双翼。巨大な翼だった。 さらに攻撃をせんとするメギドに対して仮面の男は氷の翼を羽ばたかせ、後方へと飛び距離を取った。 「魔力を高めないと出来ないような大技は撃たせないよ!」 アリスが上空から白い羽を回せて飛び込んできた。
/1156ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23624人が本棚に入れています
本棚に追加