最終決戦・追

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『我が主人の弱点……行動の妨げとなる力が四つも。早々にお前達をねじ伏せ、他の奴らを倒してしまわないとな』 氷刀『氷華睡蓮』を二本構築。叶と紗耶香に斬り掛かった。 叶は蒼剣で真正面から迎え撃つ。 「どうして、ここまで強い貴方が叔母さんに組する!?」 『さあ?コレには理解しかねる』 適当に答えて、仮面の男は後方へと回避運動を取る。その瞬間に紗耶香の長刀が先居た場所を通り過ぎた。 着地と同時に床を蹴り、仮面の男はさらに攻撃を仕掛ける。 『単純に思想に同調したのやもしれん。操られているのやもしれん。もしくはそれこそ単純に主人として従っているのやもしれん』 やや氷刀が砕け、氷の破片が宙に散った。
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