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「一緒にいても構わんが、暴走族の頭とかも一緒に回るぞ?」
「ご遠慮させて頂きマス」
忘れがちだが、轟はここら一帯の不良達を束ねるある意味凄い人物なのである。暴走族も数隊配下においている。
半年程前に喧嘩を売られ、逆に相手をボッコボコにした結果、そのまま不良グループのリーダーへ。その後、周りの者のために不良グループを一つへと統一させ、今に至る。
「まあ、彩陽のために頑張ってくれや」
「頑張ってやろうではないか」
男二人でハッハッハッ、と盛大に笑い、特に意味もないが硬く握手。
とりあえず残りの三人は待ち合わせ時間だけ決めると解散した。
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