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「凍れ。凍れ。凍れ。常闇に眠りし絶氷よ。始まりより続きし契約の元、全てを加護する凍てつく蒼牙の氷河なれ!『氷爆封陣』」
叶らと仮面の男との間に巨大な氷壁が現れ、叶達の行く手を阻む。
その間に仮面の男は『紫電・雷甲』を自身に掛け直し、魔力を練って次の魔法を唱え始める。
「潜め、闇の影『影邪手』」
氷壁の向こう側にいる叶らに向かって影で形成された腕を伸ばす。
だが、その瞬間に──
「はああぁぁぁっ!!」
氷壁は向こう側から打ち付けられた深矢のツヴァイハンマーにより砕かれ、そのままツヴァイハンマーは仮面の男を打つ。
仮面の男は『影邪手』を無理矢理キャンセルし、“氷刀で”それを受け止めた。
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