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君は泣いていた 君の後ろ姿 追いかけることもせず 信じれないんだろう 僕もまだ信じれない 自分がこの世から消えるということが 追いかけることもせず 違う 追いかけることができず 出来ることならば 君を追いかけて 君を抱き締めて 君に「愛してる」と伝えたい。 けれど無理。 僕の意識も朦朧で 意識が飛んだら   即ち、「死」 咳き込む、苦しい けれどまだ君に言ってないんだ 「泣かない、で  君は笑顔が似合う…」 頬を伝った冷たいモノの感覚を最後に感じて。  
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