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地に落ちる雫 飛沫をあげて何度か跳ねる 僕の体に打ち続ける雫 確実に僕の体温を奪ってく 雨跳ねる 僕はただ立っている 雨の中 1人なにもせずに立っていたら 僕の罪が 雨に洗い流されていく気がして 雨の中 謝罪の言葉を呟いた ごめんなさい 不甲斐ない自分で ごめんなさい 馬鹿な自分で ごめんなさい 何も出来ない自分で 雨は 全てを流してくれるのだろうか  
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